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構想の模式図

SYMBIOM / 構想のイメージ

世界観

BLUEPRINT / VILLAGE

一人の次に来る、
数十人の器。

世界観を、4者以上の事業者・無期雇用・時間あたりの利用料・稼働率8割という、反証できる形まで降ろします。

ABOUT THE NAME

「ネオ縄文」は、私たちの内輪の呼び名です。

学術用語でも、確立した概念でもありません。造語を事実のように書かないための注記として、初出に必ず添えます。

縄文時代について言われていることから何を読むかは、考古学的にも議論があります。私たちはこれを歴史の定説として主張しません。ひとつの参照点として置いています — 人と人のつながりや、生きていること自体に意味を見出す形の社会が、長く続いた例が、この列島にはある。

ネオ縄文は現時点で思想であり、研究の成果ではありません。この研究所の仕事は、これを検証可能な問いへ翻訳していくことです。

THE MISSING RUNG

一人の次が、いきなり居住環境だった。

スケールの梯子は EGG から HABITAT へ飛んでいました。空いていた場所は、ちょうど実在の法律と公費が通る唯一の段です。
人数いま在るもの
EGG1Gugen株式会社装置1台・実証プロトコル草案
VILLAGE数十事業協同組合/合同会社型DAOここが空白
HABITAT 以降数十〜未定構想のみ

SITE

場所は、研究の連携先から決まる。

自治体に先に当たって拠点を探すのはやめました。研究の共同相手が決まり、その地区で制度が使えるかを後から見る順番にします。制度の調べは、どの地区でも同じように効きます。
特定地域づくりの対象は過疎地域に限られるか
限られない。人口規模や密度・事業所数等に照らし、人材確保に特に支援が必要な地区として知事が判断する
全国でどれだけ動いているか
146組合・42都道府県が認定を受けている(2026-07-01 現在)
組合をつくるのに何が要るか
発起人4事業者以上。創立総会から設立登記まで原則2〜3か月
拠点をどこにするか
要確認未定。2026-09-22 に相模原は候補から外した。研究の連携先が決まってから逆算する
Gugen株式会社が組合員になれるか
要確認未確認。本店は東京都千代田区。組合員は地区内の事業者である必要があるので、どこでやるにせよその地区に事業所が要る
その地区が対象にならなければ、器は一般の事業協同組合か合同会社型DAOになります。4つの器を比べる →

ONE SETTLEMENT

一拠点の数字。

すべて試算であり、合意した条件・確定した収支ではありません。月収18万円と事務局2名は、総務省の制度説明資料が挙げる実例2組合がどちらも同じ数字だったため、それを置いています。

前提

派遣職員
6名
無期雇用・月収18万円
事務局
2名
事務局長(派遣元責任者)+職員1名
組合員
5者
設立要件は発起人4事業者以上

支出(年・試算)

派遣職員人件費
1,560万円
月収18万×12+社会保険の事業主負担 約15%+通勤・研修等 ≒ 約260万/人 × 6名。対象経費上限は450万/人・年なので上限内
事務局運営費
670万円
対象経費上限(R8〜)いっぱい
合計
2,230万円

収入(年・試算)

市町村からの助成
1,115万円
国の交付金 1/4=557.5万/特別交付税 1/8=278.75万/実質的な地方負担 1/8=278.75万
派遣先からの利用料収入
1,115万円
利用料単価は稼働率で決まる(下表)

TO THE MUNICIPALITY

自治体に持ち込む金額:年 約279万円

実質的な地方負担の1/8。年2,230万円の事業を、市の負担279万円で回す形になる

この模型は、稼働率で決まる。

1人あたりの年間所定労働時間を約1,900時間(週40時間×47.5週)として試算。実例の派遣利用料金は1,000〜1,150円/時。

稼働率6名の請求可能時間必要な利用料単価実例(1,000〜1,150円/時)と比べて
80%9,120時間約1,223円/時実例より高い。成立しにくい
90%10,260時間約1,087円/時実例レンジ内
95%10,830時間約1,030円/時実例レンジ内

稼働率9割が、この模型の成立線です。

制度側の縛りが、そのまま経営の急所になっています。稼働率が8割を下回ると対象経費の上限が漸減し、1人の職員が一の事業者で働く時間が総労働時間の8割を超えるとその職員の人件費は全額が交付金の対象外になります。

つまり「仕事を1社からたくさんもらう」ほど不利になる。年間を通じて複数の事業者に散らして埋め続けられるかどうかが全てで、これは営業の問題ではなく、地域の仕事の構造の問題です。

GOVERNANCE

誰が、何を決めるか。

誰を雇うか/誰に派遣するか/利用料をいくらにするか
組合員の一人一票
中小企業等協同組合法。出資額に比例しない
研究のテーマ・実験の設計・結果の解釈
研究責任者(組合ではない)
世界観の判断と科学的妥当性の判断を分ける
参加者が断る・止める・共有範囲を選ぶ
本人
参加者の主導権を守る
撤退するかどうか
ステージゲート
期限・投資上限・撤退条件なしに始めない

PROPOSAL

仕事の回し方は組合、従事に対する返し方はDAO。

組合の一人一票は「地域の仕事をどう回すか」には合いますが、「働いた分をどう返すか」には合いません。合同会社型DAOの除外要件イは、財産的価値を「業務執行に同意を表明し、かつ事業に従事する者」以外に渡せない技術的措置を求めています。つまり、従事している人にしか渡せない器です。

ただし要件ロ(出資額を超えて分配を受けない)を取る場合、DAO側は投資のリターンには使えません。

いま作りません。4者が実際に仕事を出すまで、器は1つも登記しない。

ORDER

7つの枝が、この拠点で立ち上がる順番。

領域初回比較までの目安この拠点で何をするか前提
1A 回復自己没入・人間回復3〜6か月EGG を持ち込み、地域の人を対象に実行可能性試験独立した倫理審査。研究統括が空席のうちは人を対象とする本実験に進まない
2C 関係集合知・対話3〜6か月組合の意思決定そのものを観察対象にする内部メンバーのデータを対外主張に使わない
3D 居住共同体設計6〜12か月一人でいられる場所と共に居る場所の切替を、実際の拠点で計測A の結果
4B 接続他者との神経接続6〜12か月非侵襲・低負担の入力から。機器メーカーと連携専門家
5E 循環生態・生命維持6〜18か月小型循環系の計測・制御。外部設備を使う装置・環境企業
6F 材料適応材料9〜18か月内装材の試験片・パネル材料・部材企業と共同研究
初回比較実験の計画目安であり、商用化の時期ではありません。人工冬眠・水上都市・宇宙船・ナノテクノロジーは、この拠点では着手しません。長期研究として切り出したままです。

FIRST MOVE

最初の一件は、研究ではない。

依頼者1人と担い手1人で、仕事1件を合意・納品確認・支払いまで追います。

そこで見るのは「人が集まるか」ではなく、依頼側に予算と確認担当がいるかどうか。いなければ募集へ進みません。

STAGE GATES

撤退条件を、先に書く。

期限・投資上限・撤退条件なしに、新規事業を開始しません。
ゲート通過の条件通らなければ
Discovery研究の連携先が1件決まり、その地区の事業者4者以上が、実際に頼みたい仕事を口頭ではなく書面で1件ずつ出す器を作らない。ここで止める
Validationその地区で知事が対象地区と判断する見込みが立つ別の連携先を探す/器をBかCに切り替える
Paid PoC仕事1件が、合意 → 納品確認 → 支払いまで通る組合を登記しない
Repeatability同じ担い手に再依頼が来る/年間を通じて稼働率9割の見通しが立つ職員を無期雇用で採らない
Scale職員6名・組合員5者・市の負担279万円の合意

GO / REVISE / STOP

研究の側の判定は別建てです。追加価値があり負担が許容できるなら継続。単純な方法と同等なら簡素化。有害性や不快感が上回るなら中止・再設計。世界観を守るために、弱い実装を捨てられる研究所にします。

WHERE WE STAND

いまどこまで来ているか。

事実だけを置きます。人の反応や入金がまだない段階を、成功した枝として描きません。
制度の調査
完了(一次資料に当たった)
拠点の候補地
未定。相模原は 2026-09-22 に候補から外した
研究の連携先
0件。共同研究0・研究統括も空席
地区内の事業者4者
0者。地区が決まっていないので、そもそも当たれない
地域の小さな仕事の初見観察
未実施(準備 2026-09-12/観察候補日 2026-09-18 は未予約)
EGG の実証プロトコル
草案。実施前レビュー待ち
研究統括
空席(招聘中)
倫理審査の体制
無い。人を対象とする研究に進めない
組合・DAO の登記
やらない(4者が揃うまで)

次の一手は1つだけ。

自治体ではなく、研究の連携先を1件つくる。相手が決まれば、その地区で制度が使えるかは判断条件に当てるだけです。ただしここは研究統括が空席で止まっています。VILLAGE は、研究側が1件動くまで進まない段です。

配ったけれど、名指しで頼んでいない。チャンネルに貼るのは依頼ではない。